更新 2023/11/20
WordPressのバックアップには、なぜphp my adminが必要なのか?
php my adminがないと、データベースsql(DB)のバックアップがとれないから。
php my adminというウェブ仕事人なら誰もが知ってるsqlをバックアップするソフトがあります。
このsqlというのがデータベースの事で、Wordpressのような動的サイトはDatabaseに半分近くのデータがはいっているため、これがないと、ウェブが復旧できない事態となる重要なファイルです。
※ ここ数年でphp my adminがなくても、プラグインでDBのバックアップをとれるように普及してきたのですが、正統派は今もphp my adminで日々バックアップを取っています。
WordPressが何世代前のバージョンのまま放置されているサイトの再生を行う。
案件問題点: wordpressが古いバージョンのまま放置されてきたコーポレートサイトの依頼を受けた。
そのため、最近のプラグインがインストールできず、インストール中のプラグインを更新するとエラーにな
る。その前に、wordpressが古いバージョンで、更新するとエラー表示がされ、wpのバージョンアップが出
来ず。このサイトの場合、過去の投稿記事は継続して使用したい由にて、作業前に、databaseのバック
アップをとる必要がある。という事はphp my adminをインストールする必要があった。
サーバー上には
過去バージョンのphp my adminがインストールしてあったが、この際、php my adminも最新版にする。
ホスティング会社はGMOのお名前.comの共用サーバー。管理画面にphp my adminのインストール機能はなく、
サポートもしないとの事。つまりphp my adminはユーザーが自分でインストールしなければならない。
php my adminに関してはどのサーバーもサポート外のため、ITに疎いクライアントが自社で行うのはおすすめできない。
● サーバー上の古いphp my adminをフォルダごと削除した。
● そこに最新版のphp my adminをアップロードした。
問題はここからで、サポートサイトの手順を進む。
● 上記3箇所をサポートサイトを参考に記入し、言語を日本語に変更した。
● configとindexのパーミッションを変更して、アクセスできるようにする。
● サーバー上のphpMyAdminにブラウザからログインする。
実際にやった画面
● 左でそのDBから全部のファイル&フォルダにチェックを入れ、上のエクスポートタブを選択。テーブルで全
ファイルを選択した状態で、下の文字セットをutf8にしてエクスポートを行う。
● すると拡張子sqlのDBバックアップファイルがエクスポートされる。これで過去投稿のバックアップはとれた。
さて、無事DBのバックアップは取れたので、次はいよいよWordpressのバージョンを丸ごととっかえを行う。