更新 2021/01/30
Webデザイナーが良心的かどうかをこっそり知るには?
どうしたら信頼できる良心的なWebデザイナーを探す事ができるのか、その見分け方です。
【本当の事を言ってくれるか?】
何か質問をした時、本当の事を返事してくれるかどうか。また自社に都合がいいように誘導しないかどうかなど注意して話を聞きましょう。相手の方が知識があっても、ググれば近い答えがでますし、詳しい社外人脈に確認したり、ヒアリングに同席してもらうだけで事実かどうか照合できます。会って感じる人物像も含め、この確認の手間を惜しまない事です。
【きちんとした背景の説明やヒヤリングをしてくれるか】
依頼側の話をよく聞いてくれるのはいいのですが、ただ聞くだけではなく、依頼側の規模がわかった段階で、その規模にあった内容を表示して、全体像や選択肢を説明してくれるかどうかがポイントになります。依頼側に時間がなくても、この説明を飛ばさない外注先を選ぶ事をおすすめします。
【早いだけではないか?】
てきぱきしすぎている時やお調子者は、逆に要注意です。「早さ」や「親密さ」だけを売りにするのは、
逆に「早さ」や「親しさ」以外に売るものがないからかもしれません。
【仕事ぶりに一貫性があるか?】
仕事の出来る人には一貫性があります。生活全般が土台となる一貫性に基づき、着実な仕事ぶりにそれが現れます。
話した時の言動にもおちつきがにじみ出ます。特に「ウェブを作る人」は職人気質で、コツコツと地道な仕事ぶりでないと務まらないからです。
お見積りは決して値段で決めてはいけない。
「ホームページ制作どこに頼んだらいいのか?」数社から見積もりをとって1社に絞る場合など、
判断の参考になる裏話をお伝えしますね。
お見積金額は明細項目を削れば、いくらでも安くできるのです。ですから金額だけを見て決めては失敗のもとです。
何をやってくれるのかと値段の整合性で決めます。
知識がない人ほど「一番安かったから」という金額で決めてしまうのが失敗のもとです。
じゃ何で決めるかというと、やってくれる仕事の明細項目の内容が金額とバランスがよく、その仕事明細で、
満足できるかという点です。
「えっ〜?、仕事の明細ですか?どの見積にも『ホームページ制作一式』としか書いてありませんが。。
書いてあっても何の事かよくわかりませんし。。」
お気持ちは大変わかりますが、『ホームページ制作一式』というのは、制作側に実に都合のいい書き方で、
お客様には不利になる書き方です。明細が書いていない見積書の時、そこは選ばない方がいいです。
では具体的にどんな項目が書いてあったら良心的なのか?
アクセスが増える仕組、マーケティングにつながる施策を制作時に仕込んであるかが重要です。
その理由を具体的に書きます。
マーケティングにつながる施策:sitemap.xml。
例えばアクセスが増える仕組、マーケティングにつながる施策の一つに、
sitemap.xml という検索エンジン対策方法があります。
これはウェブを公開したら、アクセスを増やすためには最低限必要な事ですが、
お客様側が黙っていると、お見積もりの『ホームページ制作一式』に、
この☆Google XML対策☆が含まれていることはありえないと考えた方がいいです。
ウェブを作ってそれで終わり。それが一般的なウェブ制作です。なぜなら、この☆Google XML対策☆は、
手間がかかる作業ですので、価格競争で安価な見積を要求すればするほど、『ホームページ制作一式』に、
これを黙って入れてくれるウェブ制作者は皆無でしょう。
お見積もりを受け取る時に、「一式の中にsitemap.xml 含まれていますか?」と一言聞く知識があるだけで、
「おや?」と反応が変わるのですが、クライアント様にその一言はなかなか言えません。
本当にクライアント様の事を考えているなら、これぬきにアクセスが増えることはないのにもかかわらずです。
「ウェブ作ったのに、何も反応がない。。」とのお声は、よく聞きます。この施策を
ご存知ないお客様が多いからです。もちろん、ウェブ制作会社は
このことをよく知っています。しかし教えてはくれないのが一般的です。
ですから、ウェブ制作の見積もりといっても、金額で決めていけないのは、
ここまでお読みになって、はっきりおわかりになったことでしょう。
予算が少なく、どうしてもXML対策までの予算がなかった場合、検索エンジンからのアクセス対策は、御社社内スタッフで行う事もできます。その方法はこちら。
https://webcreate.tokyo/archives/1025
https://tafcue.com/search-engine-optimization-introduction/seo-xml-sitemap001/
上記をごらんになるとわかる通り、☆Google XML対策☆は、初心者にはかなり難しいです。
ですからオプションで付け加えるかどうかを聞かれた時、御社に人材がいない場合は、
やってもらった方が、しかもウェブ制作と同時に加えてもらった方が、別々に頼むより
金額を節約することができます。ぜひ一緒にやってもらいましょう。
むしろこれを同時にやってくれるウェブ制作者を選んで下さい。
リモートツールの使い方につながる施策:チャットワークなど。
それ以外にもお見積もりにコミュニケーションのための、こんな配慮が含まれていたら、良心的なウェブ制作者です。
チャットワークなどのオンラインツール使った、
コミュニケーション方法を提案してくれる
なぜならば、ウェブ制作というのは、夜中に行うことが多い作業でもありますから、
お客様とウェブ制作者のコミュニケーションは、定時以外に及ぶことが多くあります。
お客様は定時内にご返事いただいて充分なのですが、作業によっては、
定時以外の時間帯に質疑応答する必要も出てきます。
この便宜をはかってくれ、その使い方までレクチャーしてくれるようなウェブ制作者は大変良心的です。
通常はここまではやってくれないと考えていいでしょう。しかしクライアント様が初心者の
場合は特に、こういう便宜を事前に教えてくれ、手をうってくれるウェブ制作者には、
多少金額がアップしたとしても、こちらを選んだ方が、クライアント様の満足度が
上がることは間違いありません。価格だけでは決められないのです。
お客様を訪問しての、何度にも及ぶ打ち合わせは、コスト高になります。
もし御社が、ウェブ制作見積をリゾナブルにおさえたい場合は特に、このようにオンライン
コミュニケーションツールの活用がポイントになります。回数が多くなる訪問より、
オンラインで意思疎通をはかり、コストをおさえる方法は知っていて損はありません。