個人と大企業が互角の舞台はWebだけ

個人と大企業が互角の舞台はWebだけ

更新 2022/12/14

個人と大企業が互角の舞台はWebだけ。

なぜウェブサイトが中小企業と大企業の格差を縮めたのか?

ウェブサイトの普及以前、国内の大企業は「水戸黄門の印籠をかざすような存在」でした。大資本を背景に「ははっー」と、傘下の中小企業を引き連れ、護送船団で経済を回していたと言ってもいいでしょう。

インターネットの時代になり変化が起こり、それでもeコマースのような複雑な販売システムの大規模eコマースにおいてはまとまった資本の投下が必要でしたから、まだ資本格差がありました。また資本だけではなく技術格差もありました。資本と技術この両方がそろってやっと大規模eコマースは稼働できるからです。当時日本のITメーカーは自社eコマースを構築するのに、IBMやhp,DELLに追いつくのが相当大変だったはずです。

それでも気の利いた中小企業や個人はいち早く自前のウェブサイトを開設して、大企業との差を縮めようと、インターネットマーケティングの情報を得てスタートダッシュを測ってましたし、私もインターネットに「ピーンときた」一人で、インターネットはスモールビジネスの起業家にとってまたとない好機となったのです。

それを明確にしたのがeコマースでない一般のウェブサイトでした。複雑なシステムが不要の一般の企業サイトやサービス紹介サイトでは、中小企業や個人に可能なウェブ制作費で、見かけも大企業に見劣りしないウェブサイトを持てたからです。

なぜならばウェブサイトの大きさや質は、上場してようが個人であろうがサイズは圴一で、スケール感では差がつきません。PCの画面サイズに依存するだけです。また表示されるコンテンツは、画像とテキストで構成され、大企業でも中小企業でも、あるいは個人サイトでも当初同じ技術で仕上がっていて、資本投下の差がつきにくい事情がありました。

ウェブの機能も標準的な技術で、一般的な会社サイトのウェブ制作費は、中小企業や個人でも賄える金額からできました。ウェブ制作費にはビルや工場を建てる時のような億単位の設備投資などかからないからです。

そうです。個人さえ大企業と互角の戦いができる唯一の媒体が、Webの舞台です。
ウェブサイトの中では資本力で差がつきにくい世界が存在し、その意味や価値にいち早く気づいた人の順に成功者が続出したのが、インターネットの世界です。

この1995年から、国内でも情報弱者であった個人が、マーケットにおいて情報の主導権を握るようになりました。
何もかも手の内に握っていた大企業から、情報の主導権が個人に移り、革命的な権力の移行がおこったのです。
これに気づきネットリテラシーによりいつどのように行動したかが、あなたの組織の今の姿に繋がっています。

その後SNSの増殖により、さらに個人や中小企業が情報の主導権を手中にしていく現在へとつながっています。

齋藤天津子のビジョン

齋藤天津子のビジョン

長期間インターネットの仕事をしてきたのは、ネットに「ピーンときた」最初のひらめきがあったからです。

そのひらめきの裏に「なぜインターネットにピーンときたのか」もっと深い動機が隠されています。

インターネットのウェブサイトのステージでは、大が小に差をつけにくい理由は先ほど語った通りです。

私のビジョンは「Web特有が持つ、大と小が互角の舞台を活かすこと」

Webテクノロジーが進化した今でも、ウェブサイトの中では設備投資は少額から可能で、小は大と互角に戦えます。大資本力で、トレンドやムーブメントを「ヤラセ」るサービスもありますが、「ヤラセ」ても、裏をとられやすくバレるので、長期的にかえってかっこ悪いレッテルを貼られ、評価が落ちます。

そうなんです。「カネ、ヒト、モノ」に負けてる弱者にとって、なんといういい時代になったことでしょう!

この「カネ、ヒト、モノ」に負けてる弱者にも可能性がある、「小さえ大に勝つチャンスがある」事に感動さえ覚え、この面白さに虜になって、Webの道を歩む事にしたのです。

つまり私のビジョンは、
このインターネットの舞台という、大企業と互角に戦えるWebのメリットを活かし、個人や中小企業をWeb制作で助け、Webにおいて個人や中小企業が自社らしく輝けるために力を発揮する。

この「小さえ大に勝つ」面白さにはまり、この大ドンデン返しのビジョンが私を共鳴するお客様へと導いてくれています。

齋藤天津子のバリューポジション

齋藤天津子のバリューポジション

バリューポジションとは、他では得られないユニークな価値を意味します。

ビジョンは一定ですが、このバリューポジション、自社で提供できるユニークな価値は、
市場の事情やサービスの内容により変動もあり得ます。
私も自分が提供できるユニークな価値を考えてみました。

多くのWebデザイナーの中で、私がお客様に他では得られない価値を提供できるとしたら、
この2つです。

  • 「デジタルデザイナー」を自負している私としては、デザインの質にこだわって制作してます
  • 「問題本質に迫る、視点の発見力」は、人生経験の長さに比例する鉄則は私に有利

以下その具体的内容についてです。

「デジタルデザイナー」を自負している私としては、デザインの質にこだわって制作する

一つ目のバリューポジション「デジタルデザイナー」を自負している私としては、デザインの質にこだわって制作する」とは、
Webデザイナー、Webライター、Webコーダー
この三役を一人でできるという意味だけではなく、特に1番目の「Webデザイナー」としての「ビジュアルデザイン力の質」にこだわっている事を意味します。
ビジュアルデザインとはグラフィックスデザインとも言いますが、画像や図解で表示するWebのパーツです。
これはhttps://web30.websiteで、私の作品をご覧になるとわかります。

Webではデザインの質にこれだけこだわる必要がない場面も多くあり、コスパ優先の場面も多いですが、今後はどの事業モデルもこの「デザイン思考」が土台にないビジネスモデルでは、優位に立てないと私は見込んでいます。

故にこのデザイン思考をベースとして、私にとって特に「ビジュアルデザイン」の制作に力を入れているのです。

「問題本質に迫る、視点の発見力」は、人生経験の長さに比例する鉄則は私に有利である

この2つ目のバリューポジションは、若年者より有利な私の強みで、それは「問題本質に迫る、視点の発見」です。

Webサイトのコンテンツにおける問題本質を洗い出すための過程で、視点の切り口を発見する時、過去自分的に接点が少なかった商品やサービスのサイト制作は、ユーザーが商品を手にとる真意を掴みにくいのは止む終えません。

ひらめきや創造性は多様な経験の中からうまれてくるからです。

これはウェブサイト制作を行う上での問題を整理する切り口の視点発見が、どうしても実体験の量と場面に比例するからです。つまり人生経験が長い年配者の方が、若者より有利だからです。

私はWebデザイナーの経験年数も長いですが、それ以前に人生長く生きているので、必然的にバリューポジションだと言えます。
特に下の業種で視点発見やコンテンツ文筆に強みがあります。

健康、審美歯科、インプラント、病院、医療、美容、整形、ネイル、服飾、化粧品、EC、IT、不動産、介護、高齢者、シニア、投資、金融、育児、出産、幼児教育、お受験、教育、塾等
この業種でリアル感満載なコンテンツが書ける理由は、このプロフィールが背景にあるからです。

実体験が伴うコンテンツのリアル感と、想像で書いたコンテンツのリアル感には途方もない差があります。
若いWebデザイナーやライターは実体験がないため「想像」や「創作」で制作するしか方法がありません。

結果、Webサイトのコンテンツが、表面的に仕上がってしまい、求心力が下がってしまう図式です。

これはベルソナがサービスの内容に興味を持ち、より深掘りなコンテンツを期待して、せっかくサイトまでたどり着いても、コンテンツの薄っぺらさに「問い合わせ」する気力がなくなってしまう結果になります。

Webサイトはオープンしてからが、本当の勝負です。多くのクライアント様がオープンしてから苦労しています。

それはWebサイトのコンテンツにおける問題本質を洗い出す過程で、若いデザイナーばかりを採用するから起こる問題でもあります。若者特有の人生経験の少なさは、視点の切り口を発見する時、過去自分的に接点が少なかった商品やサービスのサイト制作となり、どうしてもユーザーのその商品を手にとる真意を掴みにくいからです。

私もこれに気づいたのは本当に最近です。
ありがたい事にこの2つ目が私のもっとも強力なバリューポジション「切り口視点の発見は、人生長く生きてる年配者の方が有利」。それは「ひらめきや創造性は多様な経験の中からうまれてくる」からです。

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